楽しみにしていたコンサートに行ってきました。
彼女の演奏で初めて聴いたのは、
たぶん8歳か9歳のときの、リストです。
まあ、純粋培養とでもいいましょうか、
ピアノと、カワイイしか知りませ~んってカンジ。
ちっちゃいころから、その音はとってもピュアで
全く、耳に衝撃のこない、まろやかな音。
ショパンもよかったけれど、
モーツァルトは申し分なかった。
こういう音を出したいと思う、まさにそんな音。
モーツァルトってこうだよね、っていう。
会場に空席が目立っていてようと、
前の方でイビキかいて寝ているオッサンがいようと、
にこやかに、ていねいに、誠実にふるまっていました。
10代前半にして、プロ。
世の中のほとんどの14歳とは、
別次元の生活をしているんだよねえ。
CDにはサインをしてもらって、
ひとことふたこと、言葉を交わすこともできました(ニホンゴで)
お手手はふくふくとして、まだまだ子どもの手っていう感じ。
これでアレを弾くのか・・・! と
自分のガサついた手と比べてため息だ。
会場にはいくつか不満がありました。
まず、宣伝が足りない。
半分ぐらいしか埋まらないなんて、もったいない。
それと、客電を上げるタイミングが悪い。
ステージ袖に引っ込む前に客席が明るくなるって、
とっても間が抜けているんですけどね。
さらに、アンケートの回収の仕方がカッコわるい。
オバちゃんが箱持ってウロウロするの、ダメでしょ~
7月はまだいくつか、聴く予定のコンサートがあります。
お楽しみがいっぱいな分、シゴトもしないとねーー
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